Hello, Higashi Nagasaki!!

 
 
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東長崎

MIA MIAがあるのは、東京のなかでも懐かしい界わい性の残る町、豊島区長崎。

池袋から、西武池袋線の各駅停車で2駅の便利な場所です。

トキワ荘や長崎アトリエ村など、かつては多くの若手芸術家が暮らし育ってきた長崎地区は、多様な人々を受け入れ互いを尊重し合う包容力を感じさせる町です。こうした個性は現在も引き継がれており、通りには古くからの気さくな雰囲気を持つ商店街が残り、スタジオや工房など新たな町の魅力となる資源も生まれています。

東長崎の素敵な、楽しい場所やお店を少しずつ紹介していきます。

Cadota

東長崎駅降りてすぐの角、マイアマイアの近くにあるイタリアンレストラン。

MIA MIAの常連さんで、シェフ、ファーマーを長年やってきた、私たち皆んなが大好きな新井さんがお店をオープンされました。

イタリアプーリアでおばあさんから学んだ名物の手作りオレキエッテや、世界一のフライドポテトなど素晴らしい料理の数々や、美味しいワインを楽しむことができます。

(ご予約が必要です。)

皆さんが幸せに、そして心に残る時間を過ごすことができる場所です。


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小鹿田焼 ソノモノ

民藝の器として知られる小鹿田焼(大分)の専門店。

柳宗悦やバーナード·リーチにより大きく評価された小鹿田焼、飛びカンナなどの道具を使った幾何学模様が特徴的です。

私がとてもいいなと思うのは、陶器そのものの素朴な美しさだけでなく、小鹿田焼き独特の生産の風景と仕組み。

集落の中を川が流れ、流れを利用して陶土を砕く唐臼が動かされ、唐臼が陶土を挽く音が響く、その風景や、個人名を冠さず地域が小鹿田焼きという一つの価値観を持ち、コミュニティを形成している様子は、現代の社会に大きな示唆を与えてくれていると思っています。

ソノモノさんは小鹿田焼10軒の窯元と関わり、すべての窯のうつわを扱われています。一度入るといつも長居してしまう、わくわくするお店です。

おいしい日本のお料理や日本酒を店内で、小鹿田焼のうつわで頂ける、そんな夜もあります。


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やきとりキング

笑顔が素敵なご夫婦とミュージシャンでもある二代目、3人がいつもお店にいらっしゃる、やきとりキングさん。

やきとりや唐揚げ、お昼時にはお弁当もあるこのお店は東長崎の住民ならみんな大好きなお店です。

わたしたちはいつも、やきとり弁当!好きなやきとりを選ぶとご飯の上にどーんとのっけてくれます。鶏皮のからあげもパリパリのお煎餅のような食感で一度食べ始めるととまりません。


鮮魚 魚熊

この場所で魚屋を初めて3代になる魚熊さん。

いつも新鮮なお魚が揃っています。

店先にはいつも炭火が焚かれていて、炭火の強さに合わせて各種のお魚を焼いてくれます。事前にお願いして焼いてもらうのもいいですね。

MIAMIAの現場施行中にいただいたイカの塩辛がおいしくて、今度は晩御飯の時間に合わせて秋刀魚を焼いておいてもらいたいなあ、などと計画中です。

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北欧雑貨の店 Fika

編集者、ライターの塚本さんが営む、週末だけオープンする小さな北欧雑貨のお店、Fika。

小さくて、でも大きな吹き抜けのある店内に入ると、まるで北欧の蚤の市に来たようなわくわくする雑貨が出迎えてくれます。

定期的に、北欧の文化に触れるワークショップなども開催されていて、わたしもいつか参加してみたい!と思っています。

塚本さんに買い付けの時のお話を伺うだけでも旅をしているような気分になれる、週末が楽しみになるような、ちょっと特別な場所です。


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足立屋煎豆店

創業約  70年以上の煎り豆、煎餅、おかき等の専門店です。

店頭では煎り機で落花生等を煎り、炭火本手焼きせんべいを焼いているようすをみることができます。創業以来作り続けている煎豆は種類も豊富で、中でも千葉県八街市産の落花生で作った「落花糖」手間ひま掛けた絶品です。

香ばしい香りと、にこやかなご夫婦がいつでも出迎えてくれます。

MIAMIAでも、おつまみに足立屋さんのお煎餅をお出ししています。


キッチン長崎

60年以上東長崎に佇む老舗の洋食屋さん。

テレビ番組などでも度々取り上げられています。

メニューが豊富で、お店に行く度に何を食べるか迷ってしまう!

ご夫婦でお店に立たれ、店内は家庭的で温かみがあり、なんだか懐かしい気持ちになります。

ヴォーンさんによると、1番人気のオムライスを注文すると、キッチン長崎の社長(店主さん)は、ケチャップでハートを書いてくれるそう。


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SUPA DEURALI MART

アジアの香辛料専門店、スパデウラリマートさん。

東長崎にあるインド・ネパール料理店マサラハットの姉妹店だそうです。

本場のスパイスや香辛料、調味料、カレー粉、豆、米、お酒、レトルト、マトンなどの冷凍肉、缶詰、ビン詰などが所狭しと並ぶ店内は、そのスパイシーな香りとカラフルな色彩に、わくわくします。

個人的には、大好きなレンズ豆やひよこ豆がキロ単位で買えることに、大喜びしています。


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松露 ことぶきや

昭和28年創業の和菓子屋さん。

かわいらしい季節の和菓子と、大福やおだんご、どらやきなどが並びます。

こちらのお店はくるみ大福が大人気!たっぷりのくるみと、粒あんの甘さが大福にギュギュッと詰まっています。歯ごたえも楽しい。

季節限定の、おおきな紅ほっぺと、上品な白あんの入った苺大福も大好きです。

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荒木バイオリン

武蔵野音大が近くにあることもあってか、ミュージシャンの多く住む東長崎。ジャズのトキワ荘と呼ばれるアパートが現存していたりもします。

荒木バイオリンさんは2016年からバイオリンなどの販売、修理と製作をしており、 バイオリンの製作教室も行われています。 

荒木さんはイタリアの製作学校を卒業された後、友達の多かったこの町に戻ってお店を始められたそうです。

素晴らしいスキルをお持ちでありながらとても謙虚な荒木さん。いつもドアは開いているので、もしバイオリンの作り方や、弦楽器に興味があったらぜひ覗いてみてください。



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フクヤ洋傘店 (閉店)

昭和9(1934)年に創業した傘の専門店です。

いまでは豊島区に残る、ただ一軒の傘専門店だそうです。

気さくなご主人、岩井さんがいらっしゃるこのお店。アンブレラマスターの岩井さんは、これまで4000本を超える傘の修理をやられてきたそう。

使い捨ての傘を使う人が多い中、修理して長く使うことの大切さを、さりげなく、にこやかにお話してくれます。

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(閉店)

おにぎりとのり巻き、ちょっとしたお惣菜のあるお店、亀さんです。

元々はお寿司屋さんだったそうです。

50年ほどここで商いをされているおばあちゃんと、娘さんがいらっしゃいます。

おにぎりをにぎるのはおばあちゃん。その日の体調によってお店に並ぶ個数は変わります。どのおにぎりも、シンプルな味で、きゅっと固くにぎられています。

わたしは茶めしとおいなりさん、じゃがいもの煮物が大好きです。


photography by Satoru Tada + Mai Tada